家づくりをするのに知っておいた方がいいこととは!?
家づくりをするのに知っておいた方がいいこととは!?
家の性能を数値等で説明されてもわかりませんよね?
でも、知らないよりは知っていた方がいいですよね?
なので少し家の断熱について簡単にわかりやすく
ちょっと説明します。
家の断熱強化は、ここ最近は全国的にも必須項目となりつつあります。
もしかしたら知っているかもしれませんが、
2年前の2013年に省エネルギーの基準が見直され、
今年の4月から、その改正省エネ基準が施工されました。
2020年問題という言葉を住宅会社から聞いたことありませんか?
その理由は、『地球温暖化』の原因となる二酸化炭素の排出量を
減らしていかなければいけないからなのですが、
もちろん、この基準に沿った家づくりをしていかないと、
現在国が打ち出している補助金や優遇措置が受けられません。
フラット35S(10年間金利引き下げ)や省エネ住宅ポイントなどです。
この省エネルギー対策には、大きく分けて
“断熱性能の強化”と“省エネ型の設備機器の搭載”の2つがあります。
設備機器とはエアコンや太陽光発電、換気システム、
それからキッチンやお風呂といった水廻りのことです。
設備機器は大手メーカーが、
どんどん省エネ商品を発表しているので、
この部分は全く心配ないとは思いますが、
問題は、“断熱性能の強化”ではないでしょうか?
断熱の良い悪いは、“材料の質”と”厚み”で決めます。
つまり、同じ省エネルギー性を満たす場合でも、
使うものによって厚みが変わってきます。
簡単に言うと、安価な断熱材は厚みを持たさないと
基準を満たすことが出来ないし、
高価な断熱材は、厚みはそこまで持たさなくても、
簡単に基準を満たすことが出来るというわけです。
もちろん高価な断熱材は、たとえ厚みが少々薄かろうと、
安価な断熱材に比べて遥かにコストが掛かってきます。
つまり建築コストが跳ね上がります。
そもそも、この温暖な地方で、
そこまでの断熱材を使う必要があるのかと言われれば、
確かにそれも一理あるのですが、
それでも、やはり高価な断熱材であればあるほど、
その性能は高いものですから、
同じ省エネ基準を満たしたにしても、
驚異的に住んでからの快適性は違ってきます。
こういったことは説明をいくら聞いても
いまいちイメージが湧かないと思うので、
一番良いのは断熱材の施工を終えた現場に
見学しに行く事です。
もっと良いのは、暑くなってきたこの時期だったり、
物凄く寒い真冬ならば、
外と中でどれくらい違うのかが体感出来るので、
異なる断熱材を比べるには最適ではないでしょうか?
この時期、現場に入ると、
驚くほど過ごしやすさが違いますから、
ぜひぜひ建築中の現場(断熱材施工済み)に連れていってもらってください!
そして、大工さんに、どれくらい断熱材で
違ってくるのかを聞いてみていただければと思います。
快適性は一生のことですから、
もしあなたが、その部分にこだわりたいならば
その労力は決して惜しまないでくださいね!!
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